この大雪で大変な除雪作業ですが、トラクターが大活躍しているお客様も多いと思います。この頃、多い修理内容としてカチカチ音でエンジンが回らない!バッテリー無い?なんて話が多発しています。
いざ、診断してみるとバッテリーの異常は無い、なんで?
なんとセルモーターの焼き付けでした(画像)
原因は意外なところに・・・
クラッチから出るクラッチ板の粉が原因なんです。
除雪って半クラッチよく使って作業します、しかも重作業。これが問題!
半クラッチ作業はトラクターを大変痛めます。クラッチディスクは減るしクラッチフェーシングと言った高価な部品までダメにします。
半クラッチ作業によるクラッチディスクの摩耗が粉となり、セルモーターに粉が付着、セル内部に混入しセルモーターを焼き付かせるのです。
トラクターの半クラッチ作業には十分注意してくださいね。
無段変速やゼロミッション機能のトラクターはこの機能をよく使ってクラッチに負担をかけないのも手です。
詳しくは胆沢農機センターにお問い合わせください