今年は例年にない積雪に温度低下で除雪の機会も多くなっています。除雪時のトラブルとして多発している軽油の凍結についてお話ししましょう。
軽油は季節(外気温)によって流動性が変化する為、季節に応じたタイプの軽油が売られています。分かりやすく説明すると、スタンドで給油する軽油は、夏は硬く冬は柔らかいって事です。
農家の場合、自宅で軽油を保管しているケースが多く軽油免税の関係もあって、買い置きしています。夏に購入した軽油は冬季間は凍りますので注意が必要です。
軽油は燃料タンク内で凍るケースは少なく、画像のようにフィルターやホース内部といった流動性に制限がかかるような場所で凍るケースが多いです。
対処方法として冬用の軽油を使用するの1点に限ります。JAスタンドではだいたい11月〜3月位が切り替わり時期ですので参考にして下さい。
もし凍結した場合はエンジンの下にストーブや練炭などで温めて解凍し、速やかに燃料を交換するか、プロフェッショナル集団の胆沢農機センターに電話してくださいね!