鉄コーティング直播栽培方法など栽培方法やアドバイスなどを提案するコーナーです。
動画や画像を使ってわかりやすく表現したいと思います、ぜひご覧ください。
2015年の鉄子暦をUPします。
イモチ発生の好適な条件です。
直播栽培はイモチ対策を行っていないケースが多く、甚大な被害になる場合があります。昨年は多発し減収しています。
特に今年は苗イモチの発生が多いことから予防剤は確実に必ず行いましょう。
予防剤散布の方法
散布時期;6/20~6/25(まさに今が散布適期です)
散布方法
湛水状態(湛水深3~5cm)で散布し、散布後は少なくとも4~5日間はそのまま湛水状態を保ち、田面を露出させたり水を切らしたりしないように注意する
①パック剤・・・畦畔、圃場内を歩いて小包紙のまま投げ込み
②粒剤・・・・・・動力散布機で散布
注;カナや藻が多く発生している水田はパック剤は避けてください。
播種後5〜7日間は田面が露出しない湛水状態を保って下さい、この期間に除草処理層を作ります
自然減水による落水を行い種籾に酸素を供給します。減水が少ない水持ちのいい状態の圃場は落水状態に時間がかかりますので、10日目を目安に強制落水してください。
注意;田面がヒビ割れないよう注意してください、画像の状態になり田面が乾いてきたら静かに入水します。
左の画像が浅水状態です。減水の多い圃場条件向きです。
左の画像がヒタヒタ水状態です。減水の少ない圃場、気温が高い時はこの状態で地温を高めると生育が期待できます。
ヒタヒタ水→自然落水 このサイクルを繰り返します、田面がヒビ割れない様注意してください。
このヒタヒタ水状態を続けるのも方法の1つです。
代掻後2日以上 4日以内に播種します。播種は落水した状態で行います、種籾が埋没すると発芽に影響しますので田面がある程度固くなるよう落水のタイミングを計って下さい。
畦塗りのススメ
耕起のポイント
荒代掻きのポイント
代掻きのポイント
代掻き後は2日くらい置き4日以内に播種を行います、播種時は落水し種籾が埋没しない硬さにします。
圃場条件にもよりますが、昨年の経験から小区画の圃場では24時間前の落水、大区画圃場では36時間前の落水で丁度くらいでした。
種籾の準備
種籾の浸種
コーティング
コーティング後の管理
注意;湿気は厳禁です、再発熱する場合もあります
発芽テスト
詳しくは動画をご覧ください
種籾の準備から消毒、浸種、コーティング、管理を動画で紹介します。